
倉敷市の中心部倉敷川畔には、江戸時代からの伝統を引き継ぎ、日本文化の集約とも言える美しい町並みが残り、文化庁から「伝統的建造物群保存地区」に選定されています。
後楽園は、元禄13年(1700)に、岡山市の中心地である旭川の中州に造られた総面積13ヘクタールに及ぶ江戸時代を代表する回遊式庭園で、平成12年に築庭300年を迎えました。
水戸の偕楽園、金沢の兼六園とともに、日本三名園の一つに数えられています。
倉敷美観地区には、「大原美術館」があります。エル・グレコの「受胎告知」は有名ですよね。
その他にも、有名画家の作品が展示されています。
言わずと知れた岡山の名所 倉敷美観地区は、江戸時代の面影を残す白壁の町。白壁と黒本瓦の鮮やかなコントラストが目を引く。そしてメインストリート 倉敷川沿いを彩る柳並木。落ち着いた雰囲気が往時を思わせ、いつしかゆるやかな時間が流れだす。大原美術館や日本郷土玩具館が並び、足をのばせばアイビースクエアにたどり着く。赴くままに路地裏へ入れば蔵を改装したモダンなカフェやギャラリーがちらほら。一息つけるとっておきの場所がここにも。
美観地区は“白壁のまち”と呼ばれ倉敷市のシンボルです。市中心部の倉敷川河畔には、白と黒を基調にした蔵屋敷が建ち並び、柳並木の掘割と調和して美しい景観を形づくっています。倉敷は江戸時代に天領となり、倉敷川の水運を利用した物資の集散地として栄え本瓦ぶきの屋根と格子窓、白壁、なまこ壁を特徴とする蔵屋敷は、にぎやかだった当時の面影を今に残します。この落ち着いた雰囲気を醸し出す町並みの中に、美術館、考古館、民芸館などがいっぱいあり文化の薫り高いこの一帯は文化庁から伝統的建造物群保存地区に指定されています。
倉敷の歴史
高瀬舟に積まれた備中米、綿などの集散地として栄えていましたが大坂冬の陣で 小堀遠州が徳川方に米を供出したのが縁で 江戸幕府直轄の天領となり 1746(延享3年)代官陣屋が置かれると 江戸や大坂に繋がる物資の一大集散地としてより繁栄しました。明治時代になると 豪商・大原孝四郎氏により倉敷紡績所が設立され、その二代目社長の大原孫三郎が大原美術館などを創設して 国際観光都市 倉敷の基礎が出来上がりました。
昭和49年には 明治時代の倉敷紡績創設工場を改装して 倉敷アイビースクエアが誕生。昭和63年には 倉敷市児島地区と香川県坂出市を挟んで瀬戸大橋が開通し四国との結節点となり
さらに平成9年になると倉敷駅北口に デンマークを範にして造られたチボリ公園が誕生し中国地方で最多の観光客を集める 個性豊かな都市として躍進しています。
倉敷は天領(幕府の直轄地)だったので自意識がとても強い所です。川向こうの他所とは違うんじゃ、わしらは天領じゃ、という意識を持っており倉敷人はプライドが高く、岡山市との合併話が持ち上がった時も「あんな街と一緒にするな」といって怒ったといいますし、自動車の「倉敷」ナンバー請願も多かったそうです。
倉敷は美観地区をはじめとする豊かな観光資源や伝統的な文化遺産を有し、工業の調和で暮らしやすく、瀬戸大橋や山陽自動車道の結節点で他県からの人口流入も活発な街です。
その地方ならではの文化に誇りを持った民度の高い市民が構成する町社会、倉敷は遠方から来ても決して損はしないでしょう。
昭和5年に作られた日本最初の西洋美術館が、東京でなくこの倉敷にあるという事が素晴らしいですが 世界の巨匠の作品が勢揃いしている点でも類をみません。17世紀のエルグレコ、19世紀の印象派のモネやルノワール、そして現代の欧州の美術を一つの流れとして見ることができます。
本館、分館、工芸館、東洋館からなり多彩なジャンルの美術品に感激すること請け合い。私自身は 画面に明るい光が溢れる印象派の絵が大好きです。
印象派でもモネは自然を光と色彩の集合体として捉えて点描法的、ルノワールは薄塗りの透明な絵の具を重ねて光と色彩を総合して人物を描く、など個性があり愉しいです。
倉敷銀行の頭取であった大原孫三郎は各地の地方銀行との合併をすすめ、当時倉敷の本町に第一合同銀行(現中国銀行倉敷本町支店)と名前を改め本店改築を思考する。
一方藤木工務店は藤木正一が大正9年山本鑑之助工務店の一切を引き継ぎ創設しています。
創業時日本銀行岡山支店を建築し信用を高めます。それを見た大原孫三郎は見事な出来映えに感心し本町の改築を藤木工務店に施工させます。
その後、大原孫三郎から信用を受けた藤木工務店は大原美術館、今橋を始め有隣荘など美観地区界隈の主だった文化施設、旅館、ホテル、商業施設等など殆どを受注しています。
全国で展開中の「環境学習旅行」。今回ご紹介するのは倉敷でのプログラムです。倉敷の繊維業は瀬戸内海沿岸に工業地帯を発達させました。地場産業や町並み保存運動などを理解しながら、地域社会における人と企業、歴史・文化について学びます。
倉敷の美観地区は江戸時代に栄えた白壁の町並で、「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されています。また、瀬戸内海沿岸で製塩業の歴史や企業の環境対策についても学習します。
1980年代の後半のバブル期には倉敷市の地価も高騰し、 中心市街地に高層の建物が建つようになりました。 それが伝建地区から見えてしまうのです。
景観に支障を来す建物を排除するため、 平成2年に「背景保全条例」を制定して対応しました。
その後は部分的に小さいトラブルはあるものの全体を揺るがす大きな問題は起きていません。
今の倉敷全体の問題をあげると、 郊外のスプロール化があります。 また市街地では、 駅周辺を再生する必要があるのですが、 問題山積みの現状からすると、
次の世代に任すしかないのかという思いもしています。 基盤整備の遅れは大きな問題です。

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